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|日々のこと

季節の散歩「王瓜(おうか)生(しょう)ず」

東海地方まで梅雨入りしましたね。 早く梅雨入りしたから早く梅雨が明ける、というものでもないらしく、今年は梅雨が長くなる可能性もあるようです。

最近雨の日には散歩の時間を短くして、代わりに家でパステル画を描いて過ごしています。

これまで絵の勉強はしたことがなく、画力はまったくないのですが、昨年パステルと消しゴムでフラワーオブライフや曼荼羅の描き方を習ったことがきっかけで、パステルを親しむようになりました。

パステルの魅力はやわらかく細かい粒子が描き出せるところだと思います。パステルを削って指で広げていったときに出てくる淡い色の重なりにいつも魅了されます。

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この2枚は沖縄・宮古の神歌を聴きながら描いたものです。絵ハガキサイズです。

キーワードとして「アンドロメダ」が出てきました。アンドロメダ銀河なのか、アンドロメダ座なのかはまだ定かではありません。

アンドロメダ座の代表的な恒星、α星のアルフェラッツ、β星のミラクなどは折をみて探索したいと思っています。

5月16日から20日頃は七十二候(時候を表す暦「二十四節気」をさらに細かく分けたもの)では「王瓜(おうか)生(しょう)ず」と言うそうです。

王瓜(おうか)とはカラスウリのこと。「王瓜(おうか)生(しょう)ず」は、秋に赤い実の見られるカラスウリの若く青い実がなり始める時期を表しています。

まだ熟していない実の、緑や青い色の強さ、美しさにはっとなることがあります。その色を思いながら小さなカードサイズに描いてみました。

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明け告げ鳥の庭 2021