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|西洋占星術(日々の星占い)

2021年6月10日 双子座20度の日食(占星術)

久しぶりのブログです。つい最近引っ越しをしたのですが、その準備などで忙しくブログにさわる時間がありませんでした。

今回の日食の記事も早めに書きたかったのですが、気付けば日食当日です。

日食は人の氣の部分であるエーテル体に強く影響を与えます。また日食の影響はとても強力です。

そのため日食の直接的な影響は日食前後(体感では前後で併せて15~20日間くらい)にまたがって受け取ることになります。

この期間中はいつもより疲れやすかったり、日中も眠かったりする方も多くいらっしゃると思います。

そのような日食の、今回のエネルギーの内容をホロスコープで簡単に見ていきたいと思います。

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今回の日食は双子座20度で起こります。 双子座は個人的な能力・知性を拡大、発展させていくサインです。

双子座20度のサビアンシンボルは「カフェテリア」

「カフェテリア」は、広範な情報や知識などを扱える状態や、博識さと冷静な判断力、応用力のある状態を表しています。

この日食のすぐ側には双子座21度の水星(逆行)があり、知識や情報を駆使する力を最大限発揮させようとする状態が強調されています(双子座21度サビアン「労働者のデモ」)。

また今回の日食には水瓶座14度の土星(逆行)が、ムダなものを省いて効率化を進めていくための力を与えてくれています(水瓶座14度サビアン「トンネルに入る列車」)。

さらに魚座24度の海王星が、個人の枠だけに囚われないより大きな視座に立った新しい生き方、という視点を提示してくれています(魚座24度サビアン「人の住んでいる島」)。

まとめると今回の双子座20度の日食のキーワードは以下になります。 ◆幅広く仕入れた知識や情報を上手に活かすこと ◆博識、博学、応用力 ◆個人で磨いた能力を最大限発揮すること

日食の影響は、次の日食までの約半年間続きます。

エーテル体(氣の体)=月に刻まれた太陽の能動的なエネルギーを、半年間で現実に落とし込んでいくことになります。

また日食のエネルギーは例えると音楽のメロディーのようなものです(松村潔さん談)。

春分図など季節の図が音楽の規則的なリズムを刻み、日食はさまざまな彩りやうねりを表すメロディーを表現します。

次の日食までの約半年間、自分自身が現実の世界でどのようなメロディーを表現していくのか。その活動力のヒントを表しているのが日食時のホロスコープです。

次回の日食は2021年12月4日です。それまでに自分が表現したいこと、実現させたいことに力を出すためのヒントとして、今回の双子座20度の日食に出てきたキーワードを活用していただけたら幸いです。

最後に日食に関して重要なことをひとつ。

日食のエネルギーはエーテル体(月の体)で受け取ります。 ということは、日食の影響は瞑想、変性意識、夢の中で受け取る情報に色濃く反映されてきます。

日食の期間中(日食前後の併せて15~20日くらい)は、夢の内容を意識したり、瞑想している中で浮かんできたものに注意したりしてみると、そこから日食のエネルギーの内容をつかめることもあります。

また日食期間中はたくさん休息や睡眠をとるのがオススメです(アドバイスが遅くなって申し訳ない・・・)。

明け告げ鳥の庭 2021