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|フラワーエッセンス

フラワーエッセンスの概要

フラワーエッセンスとは、植物(現在では鉱物や天体、パワースポットなどで作られたものもある)の持つさまざまなエネルギー(波動)を、混じりけのない水に転写したものです。このエッセンスは現在世界中にさまざまな作り手がおり、そのブランドや種類も数多く存在します。

フラワーエッセンスを最初に開発したのは、イギリスのバッチ博士です。1920年代から始まった博士のフラワーエッセンスの研究は、1936年に彼が亡くなるまで続けられました。博士は「病気の真の原因は、さまざまなマイナス感情が、その人の心と体に不調和を引き起こすことにある」と考え、それぞれのマイナス感情に作用する38種類の植物や自然物でフラワーエッセンスを作りました。

バッチ博士のフラワーエッセンスは、怒り、悲しみ、恐れ、不安、絶望など、自分ではどうしようもできないような心の重荷の解放をサポートしてくれます。それぞれの植物のエネルギー的な作用により、対応するマイナスの感情が改善され、バランスの取れた調和のある心の状態に導いてくれます。

現在イギリスでは救急時に救急隊が到着する前に使われたり、故ダイアナ妃やウィリアム王子、キャサリン妃など英国王室でも使用されたりしています。また日本ではニールズヤードやカリス成城などのアロマショップや、コスメキッチンなどのオーガニックコスメを扱うお店に置かれており、見たことのある方もいらっしゃるかもしれません。

バッチ博士のエッセンスが始まりとなり、現在はさまざまな作り手独自の知識と工夫の加わった優れたエッセンスが数多く販売されています。メジャーなブランドを少しご紹介すると次のようなものがあります。

◆中医学博士サビーナ・ペティットさんによるパシフィックエッセンス(アバンダンスエッセンスなど)

◆植物研究者アンドレアス・コルテさんによるPHIエッセンス(イルカ・エッセンスなど)

◆オーストラリアの原生植物専門のイアン・ホワイトさんによるオーストラリアンブッシュフラワーエッセンス(エンジェルソードなど)

◆ヒマラヤでの隠遁生活の中で啓示を受けエッセンスを作り始めたタンマヤさんによるヒマラヤンフラワーエンハンサーズ(グラガなど)

◆スコットランド北部で共同生活を営むコミュニティ「フィンドホーン」によるフィンドホーンフラワーエッセンス(サイキックプロティションなど)

◆日本で初めて法的認可を受けたフラワーエッセンスの開発者パビットラ(中沢あつ子)さんによるマウントフジフラワーエッセンス(「防御と浄化と刷新」など)。

他にもさまざまなブランドがあり、フラワーエッセンスの世界はとても大きく広がっています。魅力的な数多くのエッセンスの中で、私はオーソドックスなバッチフラワーエッセンスをメニューに選びました。その理由はまた違う記事で書きたいと思います。

明け告げ鳥の庭 2021